stonehenge-2116019_1920

1: 誰そ彼 2001/05/29(火) 22:30
最近、磐にとりつかれたかのように、行く所々で、磐に出会うのです。
気になって本屋にも立ち寄るのですが、オカルト的なものが多く、納得できる本にもまだ出会っていません。
何かご存知の方があればよろしくお願いします。
転載元:https://academy6.5ch.net/test/read.cgi/min/991143035/
2: 誰そ彼 2001/05/29(火) 23:32
 雄山閣出版の神道考古学講座に関連の論文があります。
考古学の研究者向けの、おかたい専門書です。
大きな本屋、三省堂とかなら、考古関連書のコーナー
にあると思います。立ち読みしてね。
全6巻で1冊が3000円ぐらいです。



3: 誰そ彼 2001/05/30(水) 16:32
熊野の花の窟屋だっけ?
あそこもいいよね

4: 誰そ彼 2001/05/30(水) 17:19
信仰対象の巨石から強めの放射線や磁気が出ています。


5: 誰そ彼 2001/05/30(水) 19:52
地下鉱石の研究なら、宮沢賢治がいいかも。
「グスコーブドリの伝記」とか

6: 誰そ彼 2001/05/30(水) 23:30
オカルトは嫌だとか悲しいこと言わないで、一度どっぷりと
はまろうよ。それからあれは怪しいとか検証すりゃいいんだから。

↓ここ、面白そうだよ。

http://www.ne.jp/asahi/asamasa/shako/jomon.html

ロマンあるよなあ、行きたいなあ。

7: 誰そ彼 2001/05/31(木) 08:27
いい加減なオカルトは嫌だ。

オカルトとは、「隠された知識」という意味である。
オカルティズムは陰秘主義の訳語が適当。
ミスティシズム(神秘主義)に似て非なるものがオカルティズムである。
「神秘主義」もいいかげんに使われる言葉だが、今はおいておく。

怪しいものとそうでないものを検証するにも、専門の知識が必要である。
何しろ「隠され秘されている」のが、本来のオカルティズムなのだから。

いいかげんなオカ話が多すぎる。

8: 誰そ彼 2001/06/01(金) 01:57
巨石信仰の研究なんて学者もオカルト主義者も言ってることに
大した違いなんてないよ。どっちもおたくだし、縄文人が何
考えてたかなんて文書で残っちゃいないんだから、当て推量
を延々とほざいていく以外方法なんてないじゃん。
はまらなきゃ何も見えないと言っておるんじゃよ。

10: 誰そ彼 2001/06/01(金) 02:29
>>8
えーっと。
>>2」で「神道考古学」って言葉が出てますよね。
雄山閣出版の本ってことで信頼度はあると思っています。

不勉強で、詳しくないので、よければ教えていただきたいんですけど。
「神道考古学」では、どんなことが言われているのでしょうか?

>縄文人が何考えてたかなんて文書で残っちゃいない

それは当然と思います。

例えば、聖書考古学だと、学問らしくいつ以降からユダヤ教は形成された、それ以前は異質の宗教であった、とかそうしたことを研究していますし。
中国の考古学でも、殷の宗教は、周以降の「天」への祭儀とは異質であった、とか、そうしたこと研究されてますよね。

まぁ、聖書考古学も中国の考古学でも文字は出ているわけですが。
インド考古学は、文字は出てても未だ読めません。
それでも宗教形成史の仮説は、出土遺物を手がかりに学問的にやってますよね。

旧説の検討のうえに否定された仮説も多く、これからもそのようにして進んでいくと思われます。
これらはオカルトではなく、ちゃんとした学問のはずです。

もし、神道考古学が示唆されてるように、縄文まで溯るなら、神道形成史、どのようなことが言われているのでしょうか?
縄文時代、稲作伝播、漢字受容後、仏教受容、などの歴史の節目ごとに、神道はどのように信仰内容が変化してきている、と考えられているのでしょうか?

不勉強で、神道考古学における神道形成史の学説を知りません。

巨石信仰に限ってでも、だいたいどんなことが言われているのでしょうか?

18: 誰そ彼 2001/06/02(土) 00:06
 神道考古学講座では、仏教やキリスト教が伝来する以前の、日本の
信仰をすべて神道ととらえています。

 たとえば仏教伝来(欽明に伝来しますが)以前の信仰は、一種のアミニズム
(自然崇拝)なんですが、それらも神道と便宜的?にあつかっています。
べつに、なんとか教なんて、名前が伝わってる訳ではありませんから。
縄文や弥生時代のひとが、祝詞をあげてた訳ではないです。
 それで、ストーンサクルやドルメンやメンヒルなどを、岩座や岩磐として
とらえています。神の、よりしろと考えてるみたいです。
神道は、かなり自然信仰にちかいんで。
だから、神様は岩でも木でも人でも、なんにでもやどります。
よりしろは、エヴァだけじゃありませんから。

巨石信仰や山岳信仰なら、梅原 猛さんの本なんかがいいと思います。 

19: 誰そ彼 2001/06/02(土) 21:03
>>18
うーん。そうなんですか。
古神道なんて言葉はよく目にするので、もう少し学問的な神道形成史も構築されてるんだろうな、と期待していたのですが。

梅原 猛氏ですか。対談で「アイヌの神道」って言い方をされていて大変不審感を抱いてしまっているのですが。
そうですね、一度対談本以外の本もみてみます。

ところで、脇の質問になって恐縮なのですが。
学問的な神道研究の分野では、高取正男さんや上田正昭さんの業績はどのように評価されているのでしょうか?

特に高取さんの『神道の成立』(平凡社ライブラリー、ISBN4-582-76005-8)なんですけど。
私はたいへん明晰な論旨で、優れた業績と思っているのですが。

20: 誰そ彼 2001/06/02(土) 23:40
 すいません。ちょっと、説明不足だったかもしれません。
神道考古学講座という本は、神道(仏教やキリスト教などの外来でない信仰をさしています)に関連する
遺跡や遺物について書いてあるので、古文書史料などによる神道の形成については、あまり詳しないです。
最近、東京や群馬では古墳時代の神社の跡が発掘されたそうです。神道考古学講座はこの方面の本だと思う
ので、古文書などはあまり書いてないのだと思います。

 梅原 猛さんの本は、「隠された十字架を」読んだとき面白いと思いました。他の本も興味深く書かれて
いるんですが、どちらかというと、梅原さんの思い入れのようなものが強くて、結論を強引に持ってくるよう
な感じがしました。でも、発想は面白くて参考になり、興味深く読めます。

 残念ながら、「神道の成立」は読んだことがありません。読んでみたいと思います。
じつは、オカルト系から入ったので、神道とか詳しい訳じゃないんです。本来は、カルナックの立石群とかレイラインなん
かです。
むかしは、ストーンサークルの近くでUFOが見られると思ってました。大湯に行ったけど、なにも見えませんでした。

26: 誰そ彼 2001/06/20(水) 02:54
石には精霊が宿ってるらしいよ。まじで。
自分、小さい時あっちこっちの石を収集していたんだけど、やはりなにかありましたな。
ちなみに、砂も収集してます。

27: 誰そ彼 2001/06/20(水) 12:26
梅原なんて、とんでもの一種だろ。学界じゃ相手にされてねーよ。
あれを「古神道」の代表みたいに逝われても困ると思われメ。

28: 誰そ彼 2001/07/20(金) 04:08
マンガだけど、とりみきの「石神伝説」は読んだ?>>1

35: 誰そ彼 01/10/14 17:27
>>28
はやく続きが読みたいもんだne

57: 誰そ彼 02/01/21 21:37
>>28,>>35,>>36
漫画では、ますむらひろしのアタゴール物語が好きです。
石や化石に対するロマンチックな探究心が。

半村良の、石の血脈というのを大昔に読んだけど中身は完全に忘れちゃった。

荒俣宏の、風水先生レイラインを行く、どこまで検証できるかわからないが
読んではなかなか面白いです

今ごろになって余計なお世話をしています

29: 誰そ彼 01/09/06 09:49 ID:R2j9q0xk
神社にカナメイシがあり神体山にイワクラがありというパターンは少なくない。

32: 誰そ彼 01/09/06 16:02 ID:C3j5I8Rk
奥入瀬の渓流沿いには巨石信仰と思しき岩が結構ありました。

33: 誰そ彼 01/09/06 16:10 ID:exkDt/So
環太平洋の巨石文化と同じ、縄文文化の名残りでしょ

37: 誰そ彼 01/10/15 01:17
巨石信仰なんて世界中どこにだってあるだろ

40: 誰そ彼 02/01/16 20:51
適応拡散していく人類にとって、天然の巨石や、あたりと違った地形や、風光は、
後に続くものたちへのよい目印だったと思われます。何千年(万年)もかけて
地球を一回りした人類の、最初のデータベースだったとも考えられます。

41: 誰そ彼 02/01/16 21:23
亀石スキ!

42: 誰そ彼 02/01/16 23:04
名前のついた石が、あたりをよくみれば結構あります。一つ一つの
由来や、在ることの意味を考えるのが、最近の楽しみの一つです。

43: 誰そ彼 02/01/17 02:46
対馬に高さ5Mほどの、地元でピラミッドと呼ばれる石積み遺跡がある。

44: 誰そ彼 02/01/17 20:53
壱岐の芦辺町ではなく、対馬ですか?

34: 誰そ彼 01/09/06 16:32 ID:ULMVhOGY
筑波山の近く、加波山は宝庫だよ。

45: 誰そ彼 02/01/17 22:15
>>34
加波山は巨石信仰が今に生きている。
単なる登山のつもりでいたのだが
山麓の「たばこ神社」で何の説明も無く渡された地図に・・

モトクロッサーが暴れていたり相当荒れていたが
巨石には幣があったよ。

46: 誰そ彼 02/01/18 21:12
>>45
近くの山に岩屋観音というお堂がありました。
お堂の後ろに大きな岩があって、穴があいていて
胎内くぐりができたそうです。
でも今は山のてっぺんまで行く人が少なくなって
里近くのお寺の境内に降りてこられました。
その近くに、子持ち岩という大岩もあるのですが
参拝する人もまれで、地元の人にも忘れられてしまいました。

47: 誰そ彼 02/01/18 21:54
>>45
加波山を調べにいったら、
「泰山の古代遺跡探訪記」というページに出会いました。
写真入で、岩座一つ一つがコメントされていました。
この山は本当にすごいところのようです。
もし近くにあったら、死ぬまで退屈しないほどの
やる事がありそうです。

50: 誰そ彼 02/01/19 21:19
1,石の材質:そこにあるからといって、そこで生成したものとは限らない
2,石の加工:どのような加工がなされているのか、その目的は
花崗岩なんかはある程度表面を磨くと、星の光も反射すると考えられており
海でも山でも灯台の役目を果たすのではないかといわれています
3,位置:いろんな岩塊のある位置の理由によって、その岩の機能や目的が違ってくる
4,相互関係:岩はどんな形で、どんなふうにそこにあろうが、孤立したものではなく
近くにある山、あるいはその山にある岩塊、立石などと関連して、年代や
季節による太陽の位置や星の位置を教えるとも言われています
5,4に関連して:川なんかさかのぼっていくときに自分の位置を計算するデータをえる
そのほか、名前があるなら名前のついた時代やいわれ、その石(岩)の信仰上の機能
などなど

51: 誰そ彼 02/01/20 11:42
( ^e^)<そこに巨石を置く事によって人工的に聖地を造り出そうとしてるのでは?
       巨石は帯電し易いと聞いた事があるんですけど、巨石による静電気の癒しの効果(?)を
       体感的に知って利用していたのかも・・・・・・、ラヴラヴ

53: 誰そ彼 02/01/21 06:53
巨石は帯電しやすいと同時に、その石ができたときの地磁気の方向も
記録しているなんてなんかの本でで読んだ記憶があります
磁気は電気と密接な関係を持っていますから地球の磁気からエネルギーを得る
ための道具ということも考えられるかもしれません

さまざまな巨石を含んだ遺跡が何を目的に作られたかは
徐々に明らかになっていくでしょうが、
山の中の巨石は、金属や宝石の探査と関連づけられたり、
里近くの場合は雨乞いとの関連や、お天気の予測なんかに使われた例もあるようです
天体現象の記録や、観測のためのものもあるみたいですが
歴史上の出来事とのすり合わせはなかなか難しいみたいです。
ただ、ステラナビゲータは紀元3万年前までの天文現象から西暦3万年までの天文
現象まで再現できると豪語しているんで、遺跡の解読が進めば天文と地上の
関連も明らかになるかもしれません


59: 誰そ彼 02/08/31 13:48
東北地方北部に現存するストーンサークルも、祭壇だったのだろうか?

60: 誰そ彼 02/09/01 00:16
諏訪のミシャクジって、やっぱり御石神(みしゃくじん)のことなのかな?
あと、カムヤマトイワレヒコの「イワレ」は元々岩現れの意味で、
古代日本の呪術王は巖棲していたと、何かの本で読みましたが。

64: 誰そ彼 03/01/26 11:59
ミシャグジが「御石神」の意なのか「御社口」の意なのか
興味がありおりはべり。

67: 誰そ彼 03/04/01 21:25
 ミシヤグチ神は、自然万物に降りてくる精霊と言われます。

 諏訪大社の祭政体はミシャグチ神という樹や笹や石や生神・大祝に降りてくる精霊を中心に
営まれます。家ではミシャグチ様と呼んでいましたし、多くの呼び名や宛字のある神様ですが、
ここではミシャグチ神とします。そして、一年に七十五度の神事が、中世までは前宮と大祝の
住む神殿、そして冬季に掘られた竪穴である御室や十間廊、八ヶ岳山麓の御射山(現・諏訪郡
富士見町)で行われました。
 そのミシャグチ神の祭祀権を持っていましたのが神長であり、重要な役割としてのミシャグチ
上げや、ミシャグチ降ろしの技法を駆使して祭祀をとりしきっていました。

 ミシャグジ、ミシャグジ様、ミシャグチ、ミサグチと呼ばれます。またそれを祀っていた諏訪の
氏族、守矢(洩矢)氏の姓から、モレヤの神、モレヤ様などとも呼ばれます。
 漢字では、御社宮司や御射宮司等と書かれます。

 諏訪湖の土着神で、縄文時代から祀られてきたともされています。現在でも諏訪大社(特に
上社)に祀られ、蛇神、また御射山をご神体とする山神で、ミシャグジ降ろしの祭祀において
憑依託宣(ひょういたくせん)する神です。

 この地方の伝承によれば、元々は何柱かの土着神がいたようで、それが次第にミシャグジに
習合されていったと考えられています。現在は神格として、蛇神(山神)兼、狩猟神となっています。 

74: 誰そ彼 03/10/26 14:10
磐船神社 新潟県村上市
岩船、石船神社、岩船大祭

75: 誰そ彼 03/10/26 15:04
和歌山県新宮市には「ゴトビキ岩」を御神体として祭っている神倉神社があります。
源頼朝が寄進したとされる500段以上の石段を登るのは骨が折れますが。
熊野速玉大社との関係がとても興味深いです。

76: 誰そ彼 04/05/30 07:49
日本にはストーンヘンジみたいな、立石群全体が何らかの形をなしているものはないの?

西洋のフォレのような巨石に住み着く妖精のようなものはないのかな?
>>26みたいに石に見えない精霊を感じたりすることはあっても、
具象化した精霊や妖怪の伝説はあるんだろうか?

77: 誰そ彼 04/06/26 12:12
>>76
>立石群全体が何らかの形をなしているものは...
大湯温泉近在の大湯環状列石が有名だが。

78: 誰そ彼 04/06/27 22:58
>>76
スダマという妖怪(神格?)は無機有機を問わず自然物に付くもののようですが・・・
木に付く木霊(コダマ)のようなものでしょうか

79: 誰そ彼 04/06/27 23:17
ドルメン=机石(百取の机)お供え物を乗せる台

メンヒル=神籬(ひもろぎ)神霊がよりかかる御神体

ストーンサークル=磐境(いわさか)聖域の範囲をあらわす垣根

80: 誰そ彼 04/06/27 23:20
>>76
日本の巨石遺跡の周辺にも、妖怪やお化けなどの
恐ろしい民間伝承があることが多いよ。
ただ、内容はばらばらで一貫性はないらしいけど。
たぶん「あのへんには近づくな」という戒めの意味なんだろう。

81: 誰そ彼 04/08/01 14:33
>>77
>>立石群全体が何らかの形をなしているものは...
他には、どの地域にあるのですか?

82: 誰そ彼 04/08/03 20:19
>>79
自分が聞いたのとはちょっと違いますね。

メンヒル=単一の立石
アリニュマン=複数の立石
ドルメン=三つ以上の立石に台となる石を置いた物
ストーンサークル=石を環状に並べた物。神護石

83: 誰そ彼 04/08/04 10:32
見た目はそのとおりで79と82は同じこと言ってる。

84: 誰そ彼 04/09/07 00:06
いや、79は機能分類的な定義で、
82は形態分類的な定義だ。
どちらかというと、82の方が恣意的じゃない説明だ。
あと、ドルメンは日本では「支石墓」と同義にされてる。

85: 誰そ彼 04/09/11 01:30:28
問題は単なる石なのか、石を使って何かエネルギーを抽出していたのかということ

86: 誰そ彼 04/09/11 02:31:23
ただの祭祀遺構でそ

87: 誰そ彼 04/09/12 02:56:37
何のエネルギーを抽出していたんだ?

89: 誰そ彼 04/09/15 07:08:28
ギリシア神話にも巨石信仰の痕跡は残っている。

要約するとこんな感じ。
デルポイのアポロン神殿には、世界の中心点を教える
オムパロスの石があった。

その石は太陽神の聖堂を建築する際に巨蛇ピュトンの
頭に杭を打ち込んだ地点である「ピュトンの墓」の上に立っていたという

オムパロスの石はその土地の強力な大地のエネルギーを一か所に集中させ
一地域での地霊の力を強化させて予言を生み出させていた。

太古から力の流れは制御され、予言による影響力は
それを生み出す本来の源であった土地から離れて
アポロン神殿のオムパロス石に流れ込んだと。

まあ地霊というのは古代人が大地に宿る精霊
と考えていたナニカ...だな。

90: 誰そ彼 04/09/16 13:24:38
ゴトビキの名前の由来ってなんでしょうか?何語でしょう?

91: 誰そ彼 04/09/16 22:16:42
>>90
南紀の方言で「ヒキガエル」ていう意味。ゴトビキ岩のことだよね。

92: 誰そ彼 04/11/19 18:23:12
ゴトビキは琴引という字を当てる。

93: 誰そ彼 2005/07/25(月) 05:07:23
イエスキリストの第一の弟子も「巖(ペテロ)」だよな

94: 誰そ彼 2005/08/13(土) 07:08:24
思い出しました。89>のオムパロスが大蛇の頭の上にあるってことについて。
鹿島神宮の要石もなまずの頭を押さえてるといわれていますが
その昔は、竜の頭を押さえていると言われていたみたいです。
大地の蛇の頭を押さえる石は西洋と東洋で共通しているのは興味わきます。
でもあの要石は巨石ではありませんね。

95: 誰そ彼 2005/08/13(土) 16:39:38
奈良の大和三山には山頂部に磐があり、天孫氏族以前の縄文信仰
の痕と思われるが、全山宗教上の理由で禁足地とされ、科学的調
査さえ行われていない。
二等辺三角形を成す、耳成・畝傍・香具山の三山と冬至線上に並
ぶ三輪・耳成・忌部山の中でも三輪山には、辺津磐、中津磐、上
津磐の三群のドルメン・メンヒル・方位石があり、古代以前から
天文に関わる祭祀・観測が行われていたものと思われるが、クロ
マンタのように学術調査の目が入る事を忌避されている為、全容
は不明である。

磐には祭祀場としての意義と測量上のポイントとしての緯度経度
的な意味があり、同一緯度上に神社・聖所を建築しているケース
が多く見られるが、これはタブーとされている事が多い。

100: 誰そ彼 2005/09/04(日) 09:03:30
>>95
クロマンタについては周囲に鹿とか、角を持つ地名が多い。これは北九州志賀島、宇佐、
安芸の宮島、春日大社、鹿島神宮、香取神社と共通するが、特に、志賀島が後漢の金印
出土の地であり、鹿関連のクロマンタについても時代的、重要度においてその他の鹿関連
の聖地に勝るとも劣らないものである可能性が強い。

102: 誰そ彼 2005/09/04(日) 10:20:20
>>95
山への信仰というスレがあるが、この巨石信仰と共通する部分が多い。漏れの
考えでは巨石の遺構は木造の神社仏閣にシームレス、つまり、折衷しながら
移行する。移動式の礼拝所というのも非常に古い時代にはあったであろうが、
弥生時代に入り環濠集落などで、氏子集団が固定されると共に集団事業として
神社の建設が始まったが、集落を鳥瞰するような高地性集落という集会場、乃至は
礼拝、通信などの機能を持ったものもあったと思われる。こうした遺跡の点を線で
結び、面を考えることで弥生の尾張から古墳、国家の形成を考えられるのではなか
ろうか。

96: 誰そ彼 2005/08/14(日) 09:19:29
カムナビ(神名火)の発生装置だろ?>巨石

97: 誰そ彼 2005/08/25(木) 05:45:10
岩手県の地名のもとにもなってる鬼の手形は?
大きな石が実際に祀られていると聞いたのですが?

98: 誰そ彼 2005/08/31(水) 06:25:59
竜の頭って羅コウ星のことかな? 黄道と白道の交点に仮想される天体 (詳しくはインド占星術や九曜占星術を参照)

104: 誰そ彼 2005/09/04(日) 22:29:56
手形は薄くて判別難しかった。

106: 誰そ彼 2005/10/14(金) 01:44:53
昔国語の教材で、
霊験あらたかな寺があって、そこに天皇が来るって話を聞いたそこの住職が、
途中の道にある大岩を割ったら、中から笑い声だか悲鳴だかが聞こえて、
結局天皇も来なくて、霊験も無くなって、さびれてしまったって話をやったな。
キモッって思った覚えがあるよ。

108: 誰そ彼 2005/10/27(木) 23:59:16
>>106
↓のことだね。

霊巌寺(京都府京都市北区西賀茂):
「りょうがんじ」。西賀茂の船山南山腹にあった寺だそうですが、今はなく詳細場所などは不明。
門前部分に人が通れるほどの穴を下部に持った巨岩があり、霊験のある岩として人々の信仰の対象となっていたといいます。
一条天皇か三条天皇がここに行幸するというとき、この岩が入口にあるので邪魔だと思った寺の別当が岩を壊したといいます。
結局行幸はなく、寺もシンボルの岩を失い衰滅したのだといいます(『今昔物語』巻31にある話だそうです)。 

110: 誰そ彼 2005/11/01(火) 19:08:07
>>108
一条天皇は若死に(32歳)
三条天皇は眼病の末若死に(40歳)

両方とも岩の祟りとも取れるな。

107: 誰そ彼 2005/10/20(木) 16:32:54
巨石信仰というわけでもないが俺の地元に石の伝説はある。

昔孫一という爺さんが夢の中で神様にお告げを貰って、山に上ると
頂上付近に馬鹿デカい石で出来た箪笥があったんだと。
その箪笥は空っぽだったが神のお告げということもあり村全員
で祭ることにしたそうだ。
するとその後作物は豊作で、病も流行らなかったらしい。


実は孫一という屋号の一族が村にいたり、実際に山の頂上には巨石が
あったりしたもんであながち伝説ではなさそうだ。

109: 誰そ彼 2005/10/29(土) 15:12:00
当時の天皇もその岩が見たかっただけなんでしょ

112: 誰そ彼 2006/06/30(金) 20:39:11
いわくら、って何なんですか?

113: 誰そ彼 2006/07/05(水) 09:26:35
日本中にイワクラありますね

114: 誰そ彼 2006/07/05(水) 23:30:17
うちの住所、岩倉ですけど何か?

115: 誰そ彼 2006/07/06(木) 08:54:37
いわくら 【磐座・岩座】
 《「いわ」は堅固な意》 神の御座所。いわさか。自然の巨石をさす場合が多い。

 ・ 皇孫、乃ち天の―を離(おしはな)ち〔出展: 日本書紀(神代下訓注)〕
 ・ 「天の―を離れ、天の八重多那雲を押し分けて」〈記・上〉

→依(よ)り代(しろ)
→磐境(いわさか)

よりしろ【依り代・憑代】 神霊が現れるときに宿ると考えられているもの。
               樹木・岩石・御幣・動物など種類が多く、神霊に代わってまつられる。
いわさか【磐境】 堅固な神域、または祭壇。

 ・ 天つ神籬(ひもろき)及び天つ―を起し樹(た)てて〔出展: 日本書紀(神代下訓)〕

116: 誰そ彼 2006/07/06(木) 22:12:13
イワ=山=聖地

118: 誰そ彼 2006/07/07(金) 03:51:28
広島県北部には、岩倉山っていうのがある。
山頂は巨石がごろごろ。杯状穴ってゆう、古代人が岩に
加工した跡がある。

119: 誰そ彼 2006/07/07(金) 15:26:02
信仰の場所か、石棺の採石所兼加工所。

122: 誰そ彼 2006/07/28(金) 12:29:13
この辺りのイワクラって半島系でしょうか?南洋系でしょうか?

123: 誰そ彼 2006/08/02(水) 18:42:51
イギリスではキリスト教徒が巨石を破壊しまくったそうな、、

124: 誰そ彼 2006/08/04(金) 23:07:36
金属民とイワクラの関係が知りたいです

125: 誰そ彼 2006/08/17(木) 13:08:20
京都市左京区岩倉、愛知県岩倉市も磐坐?

126: 誰そ彼 2006/08/18(金) 01:28:09
>>125
京都の岩倉は人名

127: 誰そ彼 2006/08/18(金) 13:20:26
松尾大社の磐坐と列石。
松尾大社 京都市右京区
http://kamnavi.jp/yamasiro/matuo.htm

128: 誰そ彼 2006/08/18(金) 14:48:04
京都のは、地名から名前を採ったのでは?

129: 誰そ彼 2006/08/18(金) 20:05:24
まあまずは岩倉に行きなはれ。

130: 誰そ彼 2006/09/02(土) 13:37:36
そして阿蘇の押戸岩!

131: 誰そ彼 2006/09/05(火) 21:18:14
熊本なら阿蘇もいいけど金峰山にある拝ケ石も磁気異常だし、面白い

132: 誰そ彼 2006/09/18(月) 22:30:07
石巻山・秘密坊

133: 誰そ彼 2006/09/19(火) 03:00:20
うちの近所の加波山は巨石信仰だな
注連縄巻いた磐座が沢山あるから古型の祭祀形態だな

136: 誰そ彼 2007/06/07(木) 20:05:28
岩手の”弁慶が積み上げた”とも言われている続石はどうなの?
古代人の墓って説は本当?

138: 誰そ彼 2007/06/14(木) 19:05:45
巨石信仰は微妙なタブーなんですね,,,

139: 誰そ彼 2007/06/14(木) 19:42:26
本州うらやましいですわ
私は北海道にいるんですが
それらしいものも沢山あるんですが
本州のような神話にでてくる由緒正しい巨石って
少ないんですよね

140: 誰そ彼 2007/06/15(金) 01:39:52
山梨県山梨市には大石神社があります。大きな石がたくさんあります。

141: 誰そ彼 2007/06/15(金) 01:54:26
>>139
北海道、,多そうですね,,,
>>140
山梨は秩父への林道沿いでたくさん見た気がします

142: 誰そ彼 2007/06/16(土) 12:40:07
筑波山にいろいろあるそうですね

143: 誰そ彼 2007/06/16(土) 15:04:14
 鳥取にも亀の形をした大きな石(岩?)やエンタシスの石柱がある。

144: 誰そ彼 2007/06/19(火) 08:47:02
さらに出雲方面ってとんでもないような「外国」地名があるんですよね、、

145: 誰そ彼 2007/06/23(土) 07:55:30
山梨県の甲府には、昇仙峡があり、色々な名前の付いた石があります、蛙石(形が似ている)など。水晶も

146: 誰そ彼 2007/06/26(火) 00:55:02
広島県の宮島の対岸にある
のうが高原の山頂の巨石群はシビレる。

155: 誰そ彼 2007/07/22(日) 12:04:28
厳島には巨岩がごろごろしてたな

156: 誰そ彼 2007/07/24(火) 00:25:53
厳島は対岸となにか,あい呼応していますね

158: 誰そ彼 2007/09/03(月) 22:34:10
うーん巨石って何なんだ

160: 誰そ彼 2007/10/03(水) 12:15:07
秩父の奥地もすごい

162: 誰そ彼 2007/10/13(土) 23:00:38
だから日時計とかでしょ?ストーンサークルって。

164: 誰そ彼 2008/01/15(火) 22:03:52
1 : 【news:3】 国連職員(東京都):2008/01/13(日) 20:46:45.87
兵庫県高砂市の生石(おうしこ)神社にある巨大石造物「石の宝殿(ほうでん)」の由来を調べるため、内部に穴が
ないかどうかを電磁波や超音波で調べていた日本文化財探査学会は13日、人工的な穴は確認できなかったとする
速報結果を発表した。ただ、上方の一部が水分を多く含んでいることが判明したため、原因を今後分析する・・・ 
【謎の巨石文明】 謎の巨石調査、人工的な穴は確認できず。 兵庫・高砂
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1200224805/

165: 誰そ彼 2008/01/26(土) 19:38:57
ストーンサークルです^^
岩が大好きで見つけたサイトで、足しげく通ってます。
管理人さんが行った旅行先のサークルなんかが、すごくよく撮れてます。
http://sora.ishikami.jp/image_dir/index.php?id=20071216123458

166: 誰そ彼 2008/01/26(土) 22:17:37
殺生岩 那須

167: 誰そ彼 2008/01/30(水) 15:55:19
歴史の中の聖地、悪所、被差別民って本が面白いね。
聖地と差別はご近所さん。
だから巨石もでてきます。

168: 誰そ彼 2008/02/21(木) 21:58:42
今、丸森の巨石が熱いです。特に立石がすごい!

@丸森の巨石伝説!
http://zuiunzi.net/igu/index.html

170: 誰そ彼 2008/02/22(金) 19:21:55
 松本清張の小説に『火の路』というものがある。昭和48(1973)年6月から翌年10月まで朝日新聞朝刊に連載された作品で(連載時の原題は「火の回路」)、飛鳥、奈良時代の日本に古代ペルシア文明がかなり影響を与えたと見る歴史研究家の女主人公が、
イランを訪ねる物語だった。奈良県飛鳥地方には酒船石(さかふねいし)はじめ猿石、益田岩船(ますだのいわふね)といった謎の石造物がある。清張は飛鳥時代に渡来したペルシア人が遺したものと考え、『火の路』の構想を得たという。

172: 誰そ彼 2008/04/27(日) 10:26:31
>>170
酒船石(さかふねいし)はじめ猿石、益田岩船が、信仰対象の石造物というのは
初耳説だな。松本清張の新説なのか?

171: 誰そ彼 2008/02/22(金) 20:01:52
仏像とかはギリシアなんだろ?

173: 誰そ彼 2008/05/05(月) 17:56:24
184 :日本@名無史さん:2007/10/05(金) 07:37:11
岐阜県恵那神社→イザナミサザナミ、雨乞い岩、夫婦杉
愛知県猿投山→猿田彦、御船岩
長野県阿智村→海彦山彦
長野県→天の岩戸
岐阜県恵那市→大船寺、良弁杉(建設、聖徳太子)
岐阜県恵那市→中仙寺(建設、聖徳太子)
愛知県豊田市→小馬寺
岐阜県恵那市→笠置山、笠置神社(聖天皇)
えっと記憶にあるだけでこれだけ、他にもまだある
場所は御嶽山、白山、恵那山などがある周辺・・・・

185 :日本@名無史さん:2007/10/05(金) 07:45:23
あとこの辺り一帯は巨石遺跡が密集してるよ
・・・・美濃→京 って移転してる感じがする
【飛鳥から】大和朝廷の豪族たち【平安初期】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1149638384/184-185

174: 誰そ彼 2008/06/23(月) 12:16:38
石舞台遺跡ってお墓なのよ?

176: 誰そ彼 2008/11/21(金) 23:30:21
徳島の立岩神社もすごかった。

180: 誰そ彼 2009/04/26(日) 17:20:44
この前、山中にある温泉に行ったら、
岩の日時計?か太陽の軌道を測るみたいな岩を
みたいのを見つけたよ。

その岩は、ちょいと山中を登っていった所にあった。
綺麗二つにバックリと割れて左右に置かれている岩だったねえ。
何気に岩の間から太陽を覗いた妄想として、
東から西へと沈むのを測っているようだったよん。

まあ、その温泉のすぐ近くには、
ヤマトタケル由来の歴史ある神社もあるんで、
何かあんのかもね。

182: 誰そ彼 2009/06/20(土) 13:52:21
豊田市の天下峰へ行ってきた
高山の位山よりも巨石のスケールがデカく
異次元チックで意外と楽しめた

184: 誰そ彼 2009/07/12(日) 12:32:09
>>182
豊田市松平町の天下峯のことですね。そういや近在野見山町の野見神社境内にも、
巨岩がありますね。どちらも市観光名所一覧にはないが。
天下峯
http://www.gainendesign.com/taizan/tengamine/tengamine.html
豊田市観光名所
http://www.citytoyota-kankou-jp.org/list/list.html

183: 誰そ彼 2009/06/23(火) 23:27:25
山岡の巨石みてきた
思ってたより数がたくさん大きさもでかい

187: 誰そ彼 2009/08/17(月) 10:39:20
古朝鮮巨石文明が日本に伝えられ現在まで残っていると見るべきである

188: 誰そ彼 2009/08/17(月) 11:09:52
携帯で見てるから、この掲示板全部読んでないんで既に出てるかも知れないけど、大阪と奈良の府県境にある磐船神社の巨石群は凄いよ…資料も沢山あるはず

189: 誰そ彼 2009/08/18(火) 13:31:05
岐阜県の金山巨石群を見てきた。
縄文遺跡でもあるとのことで、詳しい説明看板があちこちにあり、遊歩道まで整備
されていたが、俺としては巨石群はもっとこう、殺伐としているべきだと思ったね。

190: 誰そ彼 2009/09/09(水) 15:13:39
世界遺産の宮島の弥山(みせん)の頂上も、
巨石文化の名残みたいな。

191: 誰そ彼 2009/09/09(水) 17:25:24
巨石信仰は中部地方に集中してるのかな

192: 誰そ彼 2009/09/11(金) 18:26:09
旧足助町(現在の愛知県豊田市)なんかは町内全体が巨石地帯だしなw

194: 誰そ彼 2009/09/11(金) 22:08:44
謎の縄文文明と関係あるんかな?
愛知県には岩の付く市があるし

195: 誰そ彼 2009/09/25(金) 20:21:24
何年か前に信州の戸隠神社にお参りした時、
田宮・里宮と詣でて更にその奥の院で
(と言っても実際は家族連れでも登れる
ハイキングコースの様に整備されていたけれど)
天照大御神が天の岩屋に引き篭った時に
手力男(タヂカラオ)が投げ捨てたといわれている天岩戸を見たよ

巨石信仰もかくやと言うような見事な一枚岩だった
同じ処に九頭龍神社も祀られてあったから、
それ以前の古い信仰もしのばれるようで…

とにかくすがすがしくて善い所だったよ

ここはオカ板じゃないのでこういうことを書くのは気がひけるけれども、
その後とある事情で両親の大きな手術が成功したのも
あの雄雄しい空気を纏った手力男之神にお願いした御蔭と思っている

196: 誰そ彼 2009/09/25(金) 21:42:19
水をさすようで悪いが
天の岩戸伝説を持つ岩屋の類いは、全国各地に
あるからなぁ...

197: 誰そ彼 2009/09/26(土) 12:58:00
国生み神話の淡路島にも全域で磐座、巨石、高山信仰はワンサカあります。
てか、元祖に近いと思われ。(日本の縮図、雛型)
北の端、地名からして『岩屋』
名勝、絵島と大和島。三対山の海からの鳥居の役目、伊勢の夫婦岩に同じ。
反対側の真東を向けば住吉大社があり、その遙拝鳥居の役目も考えられます。
三対山(山頂は石屋(いわや)神社の元鎮座地)。岩屋の語源?
麓には洞窟があり古代祭祀の痕跡と
『伊弉諾尊の幽宮の伝承』があり岩樟神社(ヒルコ大神/伊弉諾神宮摂社)として祭祀されています。
入口には岩屋恵比須神社(元エビス)が洞窟をあたかも目隠するようにあります。
エビス大神はここで生まれ、不具のために前の岩屋の浜(松帆浦)に流されました。
舟木には磐座を組合せた神社で太陽祭祀が現在も続いています。(女人禁足)
伊弉諾神宮の近くにも巨石を御神体とする神社(伊弉諾神宮の奥宮とも)
中央部の先山(せんざん)は淡路富士とも言われ、小さいながら火山由来の山。
現在は山頂には真言宗別格本山『千光寺』がありますが、
国生み神話に際して日本初発の不二の霊山(富士山)の意味で先山とされました。
モチロン、頂上から少し下った所にお約束の洞窟と磐座のセットで岩戸神社があります。
その外多数有りますが、最後に、
南の離れ小島の曲玉の形をした沼島(オノコロジマの候補)には立て神岩(イザナキの逸物。)と平場岩(なぎとなみの寝所?)とイザナミの岩(侵蝕風化で上部崩壊)が有ります。

199: 誰そ彼 2009/10/06(火) 15:29:06
山腹にころがってる巨石って
元からそこの地中にあったものが、周囲の土砂だけ流されて出現したのか
風雨に晒されやすい山頂の露出した岩肌が何かの拍子に割れて転がってきたのか
どっち?

ねえどっち?

203: 誰そ彼 2010/01/11(月) 14:44:34
愛知県豊田市の野見神社へ初詣にいってきた。
野見山山頂にあり、埴輪造りや相撲の祖とされる野見宿禰(のみのすくね)を祀った古社で、境内中央には大きな土俵が設けてある。
お目当ての巨石は手水舎の隣にあった。高さ3メートル程の、上部にしめ縄を巻いた米粒形の花崗岩である。「神石」と掘られた石碑が置いてある。
石に関する謂れは特に無いようで、「小山の山頂の露出した岩」という、言っちゃ悪いが「よくある」巨石と言える。
小山と言えば、この当たりはかつて大小の城がひしめき合っていた土地であり、ここも築城するにはうってつけの山に思えるのだが、
調べてみてもここに城があったという記述は見当たらなかった。神社本殿の基礎の石垣などは、まさにお城のそれを思わせるのだが・・・

204: 誰そ彼 2010/01/16(土) 04:30:30
「国見が丘」とか言うように、古信仰の良地と城砦の良地は一致するよね。
あとはそのときどきの信仰と権力との力関係なんじゃないかと。

206: 誰そ彼 2010/03/04(木) 17:21:18
東海地方ってやっぱり日本アルプスとかあるから、その火山活動の影響で巨石が多かったり
するの?
なんかここ東海地方のネタが多いからさ

208: 誰そ彼 2010/03/04(木) 18:50:30
国語学の泰斗、大野 晋によれば、日本の巨石石組みは
紀元前後のインド・タミル人によるもので
それは、東南アジアからフィリピン、朝鮮半島にあるものと同種だとか。

212: 誰そ彼 2010/04/29(木) 22:24:26
っ六甲山系。
元来が太陽祭祀に関連し、修験道の聖地で行場。(最高峰付近には白山宮/石の宝殿が鎮座)
そこかしこに巨石磐座が点在。(ヤバーイのも・・・)


214: 誰そ彼 2010/05/09(日) 09:21:40
>>212
六甲山の巨石磐座って、どの辺り?山頂にですか?

213: 誰そ彼 2010/04/30(金) 00:49:26
巨石といえば、ある二階建て民家の庭の畑に
その民家よりも大きな庭石(?)があるのを見たときは笑った

215: 誰そ彼 2010/05/11(火) 14:08:10
岡山県の美咲町某所の民家の家先には巨大な亀石が・・・

間違い無く神籬岩です。

地元の名物は「卵かけご飯」

216: 誰そ彼 2010/05/17(月) 13:39:17
墓石や石仏なんかもある意味では太古よりの巨石信仰の流れの一種かと

218: 誰そ彼 2010/05/23(日) 13:15:19
>>216
墓石や石仏なんかも巨石信仰って、そんな巨大な岩石製の墓標や仏像は
日本のどの地方に見られるのですか?
バーミヤンや雲崗石窟級の仏像があるのですか?越前勝山の大仏のこと?

217: 誰そ彼 2010/05/18(火) 22:47:12
なんかの雑誌に自然の岩の上に家たてた人の記事が載っててさ。
岩そのものを家の中に取り込んで構造体の一部にしてるの。
そりゃかっこいいんだけど、水はしみ出すわ虫はわくわ
極めつけは、その岩が自重で一年に数センチづつ動くから
家そのものを岩の移動にあわせて動かさなきゃならないんだとw

アホかと

220: 誰そ彼 2010/05/23(日) 23:50:54
216じゃないけど

大分県各地にあるよ。
今は神仏混合して磨崖仏が彫られてるけど、年代的には仏教渡来のずっと前から神域だったのは判っている。

日本各地の巨石信仰は琉球のウタキと基本同一で、人の手が入る事を良しとしない。
これは間違いなくアイヌの原始宗教が由来でしょう。
彼らは神域に入る時にすら儀式を行う。手を合わせて、神域の主に挨拶をする。神様なんだから触れる事さえしない。
怖い人にはみんな気安く接しないでしょう?アレと同じです。

しかし、例えばその神のせいで誰かが死んだり、戦に負けたりすると、
アイヌ人は怒ってその石に呪いの文様を刻んで殺し、神を地獄(のような世界)に突き落とす。
ご利益が無いのだから要らない、むしろ邪魔?だから殺す。
だから巨石に彫られている模様はたいてい悪い意味か黄泉の国へ霊を送る言葉。
つまり「穢れ」
それが転じて墓標が生まれたとも考えられてる。

実に現金な話だけども世界中の原始宗教は結構こんな感じのが多い。
特にケルトとアボリジニのような、
つまり大陸の外周に位置する民族がこの点で全くの同一観念を持っているのは興味深いね。


221: 誰そ彼 2010/05/24(月) 05:48:56
もうひとつ、補足。
日本には巫女の石化の話が実に多く残されていて、北にいくほど多い。
代表的なのは女人禁制の山にはいって石になったとか、
船が難破し、海神の怒りをおさめるために石となって沈んだとか、そんな感じだ。
人間が石化するのは実は原始宗教に共通する特徴なんだよ。
旧約聖書のロトの妻、ゴーゴン伝説なんかがメジャーだね。
しかもそのほとんどが死と直結している。

ヨモツヒラサカの根の境界の大岩や古墳の石室など、
日本においても石が死のイメージを持っていた事は間違いない。
賽の河原なんてまんまだしな。



223: 誰そ彼 2010/07/21(水) 11:24:47
土砂災害のニュース映像見てると、巨石もずいぶん転がってきてるね。
信仰対象の巨石たちも、過去に土石流に乗ってやってきたんだろうか・・・?

230: 誰そ彼 2010/07/22(木) 17:23:14
>>223
客人神ですか。

224: 誰そ彼 2010/07/21(水) 13:31:15
山の崖の上とかにぽつんとあるのは氷河が運んできたらしいけど

231: 誰そ彼 2010/07/22(木) 19:39:17
千葉県流山市という所に赤城神社というのがあってな…それは群馬県の赤城山の一部が…
う~ん良く思い出せん。赤城山の一部が流れ着いた所だという様な…。
流山という名の由来にも絡んでおったような…え~い興味のあるキトクな方はググれい!

232: 誰そ彼 2010/07/29(木) 12:28:38